裏話Part.4 ロサンゼルス自然史博物館

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2024年、今年も1年が終わろうとしています。あるあるですがこの時期になると「あっという間だね」という言葉がいろんな所から飛んできます。同様に、トム・エバハートの作品を扱う事になってから、そして原作者のシュルツ氏が亡くなってからと早いもので25年。トム作品と関わってからそれだけの年月が過ぎました。

25年前の自分を振り返ってみると、社会人として恥ずかしい一面もあり、時の流れを感じます。札幌のアートアンドアートギャラリーから始まり今に至る、私自身のことを振り返りつつのスタートですが、今回はアメリカ取材時の地球の歴史に触れられる博物館の話をしようと思います。

 

 

 

コロナが世界的に落ち着いてきた2022年、「California Science Center」の横にある世界三大自然史博物館の一つ「ロサンゼルス自然史博物館Natural History Museum of Los Angeles County」を訪れた時の話。ここは2023年のアトリエツアーで訪問した場所でもある。

 

何が魅力か?一言で言うなら、「恐竜の化石・骨」である。私は人生で博物館は数える程度しか行ったことがない。初めて恐竜の化石『REX』を見ることに興味が湧き、勢いでロケハンのコースに入れてしまった。

©NHMLA

 

入り口で対応が素晴らしかったスタッフのことがとても印象に残った。

入ってすぐにトリケラトプスの化石がお出迎え、その先にもマンモス・ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴザウルス、アロサウルスと聞いた事がある恐竜達がそこにも、あそこにも!

©NHMLA

©NHMLA

 

大きさもさることながら、紀元前にこの生き物が動いていると考えただけで想像が膨らみ、一気にボルテージも上がる。

余談だが、先日スタッフと福井の恐竜博物館も行ってみた。演出共に素晴らしい展示だったものの、なんだか物足りなさを感じてしまった…。

やはり異国の文化での雰囲気も相まっての満足感だったのだろう。

ロケハン時に一緒に同行したいつも物静かなFC責任者が、現代の動物の剥製コーナーにテンションを上げていたのも印象に残った。

©NHMLA

 

そして一目惚れしてしまったウォーターボトル、値段も見ずに買っていた…カワイカッタ…。

結局使わずオブジェになっている…。

以前にも書いたが、自然史博物館のある場所には2028年オリンピック開会式を行うロサンゼルスメモリアルコロシアム・エクスポジション公園がある。

さらに2025年開業予定の『ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート』、そしてMLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルスFCのホームグラウンドBMOスタジアムもあるので是非ロサンゼルスに行った際に行ってみてはどうだろうか。

博物館の内容も少しだがYoutubeに載せているので観てもらいたい。

5:50〜今回のロサンゼルス自然史博物館が紹介されている。

地球の歴史の奥深さを感じられる機会はそう無いもので、現時点でも何百年何千年後に現代の博物館があって、その時代の人達に同じように奥深さを感じてもらいたものだ。

その頃には地球・人間・社会がどうなっているかもまったく想像もつかないが今より過ごしやすく、毎日笑顔を絶やさない社会になっていて欲しいと願う。

 

・Natural History Museum of Los Angeles County

ロサンゼルス郡自然史博物館は、米国西部最大の自然史博物館。この博物館はロサンゼルスのエクスポジションパークにあり、カリフォルニア サイエンス センターの隣にあります。そのコレクションには 3,500 万点近くの標本や工芸品が含まれており、45 億年の歴史を網羅しています。

※ウィキペディアから引用

 

次回は「?」 To be continued…

執筆者プロフィール

M・I
M・I
日本で最もトム・エバハートを知る男。アトリエツアーをはじめトムさんについてはお任せください。

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