アートの時間「チームラボプラネッツ豊洲」
みなさんこんにちは!
今回のブログは、学芸員資格を持っている私がおすすめの美術展についてご紹介するコーナーです。
第6回は世界中から大人気のチームラボプラネッツ豊洲(正式名称:チームラボプラネッツ TOKYO (Team Lab Planets TOKYO DMM)に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
チームラボは壮大な体験型ミュージアムとして、国内のみならず世界中から注目を浴びており、インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」が独自に調査した「インバウンド人気百貨店(全国)」によると、清水寺や東京スカイツリーなど数々の有名観光地をおさえ、東京・豊洲のアートミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」が全国1位の座に輝きました。
また、2023年4月の訪日外国人来館数が17万人を突破し、これは約10人にひとりが来館したことになります。
たしかに今回私が来館した際にも、日本に住んでいる方よりも海外からいらっしゃっているお客様が多い気がしました!!
チームラボは、4つの空間作品と2つの庭園で構成されています。
その中でも私が一番印象に残った空間は、Garden Areaの「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体」というエリアになります。
空間が、13,000株を超える生きたランの花に埋め尽くされており、不思議なことに、人が近づくと、花はゆっくりと上に上がっていき、スペースが生まれます。そして、人が移動すると、人がいなくなったスペースにはまた花がゆっくりと降りてきます。
床が鏡になっているので、足元も四方も花に囲まれる感覚を味わうことができます。
私自身も花と一体化した感覚になり、とても幻想的でした。
今やチームラボは様々な場所で最新のテクノロジーを使って、光や投影、センサーや音などのデジタルコンテンツを作り出し、人々の感覚や感情に訴えかける作品を世界中で展示しています。
今後も楽しみです!!!!
以上アートの時間でした。