裏話 Part.2 California Science Center

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初回の投稿からしばらく開いてしまったイトーです。

皆様も暑さと戦う日々が続いていると思います。なかなかこんなに暑いと、空を見上げる機会は減っているのではないだろうか?

どうでも良いことだが、夏の積乱雲を見るのが好きだ。遠くに見える雄大な積乱雲を見ていると、夏の訪れを感じる。そして、その空の遥か向こうには無限大に広がる宇宙があり、月があり、星があり、衛星があり…と好奇心にかられるものが少年時代からあった。

そこで前回の予告でお伝えしていた「California Science Center」の話を。

 

まずは、California Science Centerに行くきっかけから。

今年で11回目の開催に至るアトリエツアーは、”毎日がSNOOPY DAY”をコンセプトに、日本では体験出来ない『PEANUTS』ワールドを楽しんでもらうことだった。

贅沢な話だが、ツアーの開催回数を重ねるうちに、内容的にマンネリ感があり「せっかくアメリカに行ったんだから」ということでロサンゼルスならではの観光地も周ってみても良いかもしれないということになった。

そこでピックアップした中の一つが、California Science Center。

前回もお伝えしたが、コロナ禍という事もあり色々制限がある中、ロケハンの2日目は現地添乗員のOさんとスタート。

例年アトリエツアーに添乗していただき、いつもはマイクを片手に、流暢な会話で楽しませてくれていたOさん。

実は、コロナ禍とご高齢という事もあり2年ほどお会いしてなかった中で引退していたようで、ビックリ!!引退したとはいえ、それでも添乗のプロ。疾風のごときドライブテクニック(怖かった…)で、2028年オリンピック開会式を行うロサンゼルスメモリアルコロシアム・エクスポジション公園に到着。

そこには次回お話しする予定のロサンゼルス自然史博物館、2025年オープン予定のジョージ・ルーカス美術館、MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルスFCのホームグラウンドであるBMOスタジアムがある。

しかし、今回の目的はCalifornia Science Center。

日本でも有名な宇宙飛行士である毛利さんが乗って帰ってきたスペースシャトル、エンデバーが実物のまま展示されているのが魅力の一つ。時間が限られている中で少年心が蘇るアトラクション、宇宙食で気軽に食べられるフリーズフルーツなどなど。何もかもに感銘を受ける施設で本当に時間が足りない…。

駆け足で貴重な物も見逃してしまったと思う。だが、とにかくエンデバーの大きさ、迫力はすごい。

当時大気圏でボロボロになりながら地球に到着し、ロサンゼルス市内を公園まで一般道を何日、何時間かけてゆっくりゆっくり動かしたそうだ。エンデバーの移動のために、電信柱や壁までも妨げになるものは壊したというのでまたビックリ。

とにかく圧倒された施設。少しだが、Youtubeにも載せているのでぜひ観ていただきたい。こういう文化に触れる事も悪くはないなと思う。アーティストでなくても、色んな発想やアイディアが生まれてきそうだ。

そして、ロケハンはこのあと隣接する博物館に移動。博物館の話はまた今度として、皆様がロサンゼルスに観光に行く際には、このエクスポジション公園もチョイスの一つとして加えてみては?

 

最後に施設の紹介…

California Science Center

誰でも無料で入ることができる人気観光スポット。科学に関する展示を観たり、実験をしてみたりすることもできる。1951年に「California Museum of Science and Industry(カリフォルニア科学産業博物館)」という名称で設立。1998年に現在の名称に改名した。航空機や宇宙船などの展示をはじめ、生き物の展示やテーマに沿ったIMAX映画などもある。エンターテインメントや教育プログラム、様々なイベントなどが日々開催され、ロサンゼルスでもっとも有名な多種多様なイベントを行う会場としても知られる。2012年にはスペースシャトルエンデバーが展示。
(ただし、エンデバーを見るには入場料がかかる…。)

https://californiasciencecenter.org/

 

次回は「ロサンゼルス自然史博物館の話」 To be continued…

 

 

執筆者プロフィール

M・I
M・I
日本で最もトム・エバハートを知る男。アトリエツアーをはじめトムさんについてはお任せください。

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